Kyotoほにゃらば日記

愛知県出身で現在京都市内に住む大学生が書くブログです

香港旅日記4

ランタオ島の東涌駅に着くと(すいません、前回の続きです)、そこは高層ビルが立ち並び、ショッピングセンターからホテル、プールまである都会であった。しかし、現地の人によると、昔は駅前には何の無く、香港国際空港開港に伴い、MTRの駅が香港島から繋がり急速に開発されたそうだ。そもそも東涌は明の時代の文献に小さな古い村があると、その名を記されていて、大自然の中で独自の文化を作った地なのである。

 

交通の拠点、東涌から最初に向かったのはゴンピン。ここには世界最大の野外仏で山の頂上に鎮座する天壇大佛どんがいらっしゃる。行き方は①ケーブルカー②バスがある。もちろん選んだのはケーブルカー。片道25分で乗ってみるとわかるのだが、なかなか長距離戦であり、しかも今にも壊れそうな風貌。だが出発するとすぐに何も開発されてない、海と山の大自然の中を空中散歩できる。勇気のある方は、ぜひ乗ってみてほしい。

 

そんわけでゴンピンにたどり着き、大きな天壇大佛どんが見えてきた。大仏は木魚山の頂上にあり、300段弱の階段を登らなくちゃならない。むにゃむにゃ、まことに夏の炎天下には酷なことだが、私には旅行となると足が軽くなる不思議な力があり無心で登って行くと案外すぐに頂上に着いた。

 

祭壇上からの眺めは非常にスンバらしく、天壇大佛どんも立派である。写真じゃなかなか伝わらないので、ぜひyoutubeでexpediaの香港編をみてほしい。動画開始から4分30秒ほどで天壇大佛どんが登場してくるはずである。

 

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(山のてっぺんから見守ってくれている)

 

 

階段を降りて、ケーブルカー降り場の近くのレストランに入った。おいしい中国茶と点心をいただき、体力回復した私は次にタイオーという島の南西部にある漁村に向かった。

 

 

ほにゃらば

 

 

香港旅日記3

私の家ではお祝い事がある時はいつも中華であった。というのも家族全員、中華が大好きで、和食や洋食と違い中華は基本的にシェアするので、丸いテーブルを家族で囲み食べるのが幸せであると祖母は言っていた。よく訪れていたのはホテルオークラの桃花林と、観光ホテルにある北京で、どちらもピカイチの美味しさである。

 

香港での二日目、朝ごはんとして選択肢に上がったのが①香港人に混じって香港スタイルのお粥を食べる②がっつり点心を食べる

無類の中華好きの私が選んだのは②。店は尖沙咀にあるCrystal Jade  ガイドブックに載っている有名店である。しかし朝の時間だったこともあり店はガラガラでまことに快適。本によると、その場で手打ちする麺類や点心、特に小籠包がオススメとのこと。こりゃあ食べないわけにはいきませんなあ。

 

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(2セット食べてしもうた)

 

 

私が頼んだのはシウロンパウ(小籠包)、シンハーガウ(エビ入り蒸し餃子)、チョンファン(クレープ型の焼売)、そして牛肉麺。どれもまことに美味しゅうございました。特に気に入ったのがやっぱり、小籠包。熱々の小籠包をパクリと一口で食べ、やけどしそうになりながら、スープとお肉を堪能する至極の幸せとやらは、何にも代えがたいものである。

 

まんぷくになった私が次に向かった先はランタオ島。そもそも香港は200以上もの島を有しており、その中でランタオ島が最大の島である。そんなランタオ島では地下鉄で20分ほど。香港島もそうだったが、香港の地下鉄は海底を通っていて、船や橋を使わなくても、海を渡れるのである。

 

ランタオ島はディズニーランドや有名は天壇大佛のあるゴンピン、また昔ながらの街並みが残るタイオーなど、観光スポットが目白押しで1日では全部は回れないとのこと。

おっさん大学生の私は当然、ミッキーさんを切って、ゴンピンとタイオーに向かうことになる。

 

 

ほにゃらば

 

 

香港旅日記2

香港といえば夜景である。これを見なきゃなんのために香港に来たのかわからない。というわけで中環からスターフェリーに乗り尖沙咀へ向かった。つまりは香港島から九龍半島へ戻り、九龍側から香港島を眺めるのである。香港といえばNYやLondonなどと並ぶ世界的な金融の中心地であり、アジアの中でも東京と肩を並べるビジネスの中心地。そんな世界の最先端で働くおじさまたちが香港島の高層ビルのオフィスで働いていて、そのビル群がなんとも絶景というわけだ。

 

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(もう少しで日没の香港島

 

夜景さんはいろんなとこから拝めるが、気軽に行けてお勧めなのが、スターフェリー降り場からすぐにあるharbour city というショッピングモールの1階または2階のテラスからである。大人ならiSquareの屋上にあるバーに行ってみてほしい。きっと満足できるであろう。

 

世界三大夜景と世界新三大夜景というまことにまぎわらしいものがあるが香港は両方ともに選ばれている。(前者は他にナポリと函館、後者は他にモナコと長崎)函館と長崎の両方に行ったことがあった友達曰く、香港がその中で一番すごいらしい。なるほどこのために観光客が集まるのも納得である。

 

ちなみに個人的な夜景のお勧めは京都大文字山からの京都市内の夜景とトロントアイランドから見たトロント市内の夜景である。大文字山銀閣寺近くから登ることができ、だいたい3、40分ほどで登ることができる。ここはあの有名な大文字焼きが実際に焼かれるとこで、そこからの景色は京都市内はもちろん、天気次第で大阪まで見える。トロントアイランドは、トロントから船で数十分で渡れる島で、夜は人があまりいなくてのんびり夜景を鑑賞できるのである。

 

そんなわけで香港の夜を満喫し、ホテルに戻ったのが夜の11時ごろ。疲労度はピークでねむいネムイ。今回も海外特有の異常に規則正しい生活を送ることになったのである。

 

 

ほにゃらば

 

香港 旅日記

9月16日、大型の台風が日本に接近していて、九州に上陸した頃、私は香港に行ってきた。出発前日の15日の夜、準備をしていた私はふと飛行機の正確な時間を確認すると、関空8:50発の飛行機であった。そこから逆算すると7:30、できれば7:00には空港に着いていたい。すこぶる早起きになりそうだ。そんなことを考えながら京都から関空までの電車の時刻を調べると なんと始発で出発しても7:50にしか関空に着かない。

 

関空までの距離をなめていた。関空は何度も利用したことがあるのに、未だに距離感覚がつかめていないようだ。京都に来る外国人はまことに不便な思いをしているのだなとむにゃむにゃ考えつつ、京都駅から出ているバスを調べた。バスは4時台から出ており、5時にタクシーで京都駅に向かいバスに乗り換え、空港に向かうことに決め布団に入った。

 

飛行機は定時に出発し、香港に着いたのは現地時間13時ごろ(時差1h)、まずは空港で香港エクスプレスという市内と空港を結ぶ電車の往復と市内のMRT(地下鉄)が三日乗り放題になるツーリストにありがたいトラベルパスを購入し、市内のホテルへ向かった。ホテルは九龍半島尖沙咀。ここはアジアのごみごみとした混沌と超高層ビルが密集する香港を象徴するところで圧倒された。特に私のホテルがある重慶大厦というところを一見すると、香港の世界有数の大都会で洗練されてるイメージが一気に崩壊した。

 

事実として伝えると、東京でもなかなか見ないくらいの高層で洗練されたビルがたくさんある一方でその隣はありえないくらい古くて今にも壊れそうなビルがあったりする。空気の汚染を視覚的に感じることができ、街のところどころくさい。個人的には香港やタイなどアジアがどんどん成長して、すぐに日本なんか抜いてしまう的なことを言うひとがいるが、そんなことはしばらくないと断言したい。

 

そんなことはともあれ、お腹がぐーすか鳴っておるので飲茶を食べに街に繰り出した。選んだ店はワゴンスタイルの伝統的な飲茶が食べられる1920年代創業の老舗。おばさまが点心を乗せたワゴンをおして回っているので、近くに来たら、中身を確認して取るという流れである。味はもちろんうんまい。日本と比較しちゃうとサービスの質はまことに最悪であるが味は繊細である。ただ豚足と鶏の手を食べたのだが、ビジュアル的にきついものがあった。

 

まんぷくになり次に向かった先はMTR太古駅近くのビル群。ここは満島ひかりさんが出てるMVのロケ地となったところ。想像はしていたが生の迫力はすごい。ホングコングに来たら是非来るべきスポットである。

 

ほにゃらば

 

 

 

 

六曜社

旅猿という番組をご存知だろうか。たびたび放送時間が変更になるのだが、現在は深夜に放送していて、huluでも配信されている癒し系の旅番組である。知らない方のために軽く説明すると、東野と岡村とゲスト(出川やジミー大西が常連で、最近だとELT持田香織満島ひかりなど)がテレビっぽくないプレイベートのような旅をするという番組である。

 

いきなり旅の行き先から番組がスタートすることもあるのだが(近場の国内など)、海外を中心に、まず東京の喫茶ばじりこ という純喫茶で旅の行き先が東野から岡村に発表されて(昔は喫茶ぶらじる)、その後出発するという流れが定番となっていて、私はその影響からか純喫茶が大好きで、カフェよりも純喫茶、カフェも好きだが純喫茶 である。

 

 

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六曜社にて定番のドーナツをお供に)

 

純喫茶ではコーヒーの一択で、あんまいものをお供にぐーたらするのが正しい使い方だと思う。有名な話かもしれないが京都ではコーヒーの都道府県別の消費量が全国第1位である。知らない人からしてみれば、なんで京都??京都は和じゃないかあと言っちゃうかもしれないが、そんな人は是非京都に来てくれい。京都はそこらじゅうにカフェ、喫茶店がたくさんあって観光客も地元民も高校生もじじばばもみんな利用している。

 

そこで今回は京都のある喫茶店を紹介しようと思う。

六曜社』

六曜社 珈琲店

食べログ 六曜社 珈琲店

 

場所は三条河原町付近にあって、京都の超中心地にある。京都駅からだと、地下鉄で京都市役所前まで行くか、バスでこれる。店舗は地下と1階にあり、個人的には地下の方がオススメである(確か午前は1階のみ営業)。

ここが好きな理由は、店内がとてもレトロでコーヒーが美味しく、めちゃんこ街中にあるにもかかわらずリラックスできる点である。

 

ほにゃらば

 



山元麺蔵

本日は9月14日、京都の天気は晴れであった。京都は山に囲まれた地形から夏はフェーン現象?によってとても暑く、しかも湿度の高いジメジメした気候となり、観光する人にとっても住む人にとっても、不快な環境である。だが、ここ2、3日は最低気温が20度ほどで朝晩は半袖では少し冷えるようになってきた。長い長い夏が終わり秋の匂いがして、なんだかわくわくする気分である。

 

そんな京都で個人的に一番美味しいと思う うどん屋さんを一軒紹介しようと思う。

店名は『山元麺蔵』

山元麺蔵

食べログ 山元麺蔵

 

 

そもそも一般的に京都は出汁(つゆ)が命であって、出汁が主役。つまり麺は出汁を吸いやすく出汁のうまさが際立つように柔らかくコシが弱い店が多い。だが、僕は名古屋の味噌煮込みうどんのような硬くコシの強い麺がもともと好みで、この店はまさに僕の好みにピッタリな店であった。場所は岡崎公園の東で京都市動物園の北にある。京都駅からだと市営5のバスに乗って岡崎公園前のバス停で降りれば近い。この付近は観光スポットがたくさんあるのでそれに合わせてくるのが良いのかもしれない。

 

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ここへ初めて来るのなら ざるうどんとごぼうの天ぷらをぜひ食べて欲しい。うどんはコシが強くとても長いので ハサミ(専用)のようなもので切りながら食べるのだが、とてもうんまい。僕はこの店に来るまではうどんなんか基本的にはどこで食べても一緒でうどんに美味しさをあまり求めていなかったが、ここにきてからは考えが一変したしたほどである。

 

ほにゃらば

第一回目の更新

というわけで思い切ってブログを始めてみた。ブログで何かを発信するというのは気恥ずかしく躊躇もあるが、京都在住という恵まれた環境を活かして書いていきたいと思う。

主な内容としては、京都のうんまいレストランや雰囲気の良い喫茶店を紹介したり、穴場や定番の観光スポットを京都在住目線で書いたり、自分の旅行記なんかも書く予定である。

 

ほにゃらば